里親、特別養子縁組: 女児暴行死、実母が東京都を提訴

 

 

東京都杉並区で2010年8月、里子として養育されていた女児(当時3歳)が里親に暴行され死亡した事件を巡り、女児の実母が「漫然と里親委託を続 け、適切な指導介入を怠った」などとして東京都に8000万円の賠償を求めて東京地裁に提訴していたことが分かった。都側は22日の第1回口頭弁論で請求 の棄却を求めた。

訴状によると、実母は07年に女児を出産。入退院を繰り返していたことから09年、児童相談所の決定で女児を里親の鈴池静受刑者(46)=傷害致 死罪で実刑確定=に預けた。女児は鈴池受刑者から暴行を受けて死亡した。実母側は「十分な準備と継続的な支援なしに里親委託が行われれば、虐待が起こる可 能性がある」と主張。「事件は予見できた」と訴えている。

里親、特別養子縁組:東京・杉並区3歳里子のみゆきちゃんを死亡事件

里親、特別養子縁組による児童虐待

 

 

 

大阪の里親──里子の5歳少女に数ケ月に渡って「継続的に」下半身を虐待し、直腸を引き裂いて半年以上の入院、人工肛門の重症を負わせた里親──は、「虐待防止委員」で、地元の「ファミリーサポーター」に登録しており、「熱心な里親」と評価されてました。

北海道の里親──里子の頭にピンを突き刺した──は

里親経験30年以上のベテランで、夫は里親会の会長でした。

同じく北海道で、里子の少女を乱暴し妊娠させた里親も「実績がある人」で「資質や人格に問題があるとは思わなかった」と評価されてました。この事件は、胎児のDNAが容疑者のモノと一致し、里親の「クロ」は確定。

国は、里親を認定する権限を知事に与え、知事は児童を里親に委託する権限を児童相談所長に与えることで、里親業務は主として児童相談所によって担われています。

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里親、特別養子縁組:養子縁組あっせん事業者「赤ちゃんの未来を救う会」に業務停止命令 

血縁関係のない大人と子どもの養子縁組をあっせんする事業者が、優先的にあっせんするとして、希望する夫婦に事前に金を払わせたうえ、親の意向を確認せずに赤ちゃんを引き取らせたなどとして、千葉県は、この事業者に対して事業の停止命令を出しました。

事業の停止命令を受けたのは、千葉県四街道市にある「赤ちゃんの未来を救う会」です。

千葉県によりますと、この会は血縁関係のない子どもと大人が、裁判所の許可を得て、戸籍上の親子関係を結ぶ特別養子縁組のあっせんを行っていましたが、ことし6月、この縁組を進めていた神奈川県に住む23歳の女性から、「同意がないまま、赤ちゃんが産院から連れ去られた」と千葉県に連絡があったということです。

女性は出産前のことし4月ごろ、特別養子縁組の同意書にサインしていて、県が確認したところ、母親がいないうちに養子縁組を希望していた夫婦が産院を訪れ、母子手帳や出生届とともに赤ちゃんを引き取ったということです。

引き取る際には親の同意を得る必要がありますが、会では女性から同意を得ていなかったということです。

また、事業者は夫婦に対して、「優先的に赤ちゃんをあっせんする」と持ちかけ、100万円を支払わせていたということです。こうしたことから、千葉県は、適正な養子縁組のあっせんをしていない疑いがあるとしてこの事業者に対して事業の停止命令を出しました。

「赤ちゃんの未来を救う会」の理事を務める男性は、「事前に意思は確認し、母親の家族にも2時間ほどかけて説明を行った。トラブルを避けるため弁護士を入れて対処したにもかかわらず、こちらの説明が受け入れられず、納得していないが事業は取りやめる方針だ」と話しています。NHK9月27日

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児童相談所=日本の地外法権基地!

平成28年8月23日、東京都児童相談センターは東京医科大学産婦人科より日本に在留中である中国人女性の新生児を拉致した!理由は養育環境整備のためと言う理解不能の屁理屈。

今日(10月20日)付けで、この中国人女性の赤ちゃんはビザも切れて不法滯在3日目になるのです。

母親は自分の赤ちゃんの強制帰国希望ですが 入国管理局も警察も ぐるになり親が子供を救うために求めている不法滯在状態の赤ちゃんの強制送還を拒否した!理由は児童相談所=地外法権の在日米軍基地状態だから!聞いたことないぞ!日本の地外法権基地児童相談所!腐り果てた日本行政終わっているぞ!世界の恥だぞ!そんなに子供を強制拉致してどれだけの養育費をくすねるつもりなんだ!

この中国国籍の新生児赤ちゃんが東京都児童相談センターに拉致された際、元気でしたが、現在は児相の養育不適当な状況で、RSウイルスによる発熱が二週間続き、重症化している恐れがあります。

国民の血税は外国人のためでなく 日本国民に御使いください!

拉致天国-日本の真実:『 児童相談所拉致被害親子が国外亡命 』

長崎県大村市の児童養護施設に入所していた小学3年女児(9)がオランダに連れ去られた事件で、長崎県警から所在国外移送略取容疑で国際手配されている母親(32)が、オランダの裁判所から女児との同居を認められ、オランダ中部の都市で女児と一緒に暮らしていることが分かった。

日本では女児は母親から虐待を受けたとして施設入所の強制措置が取られていた。母親は読売新聞の取材に応じ、女児を連れ去ったことを認めた上で「ずさんな調査で虐待があったとして引き離され、一緒に暮らすには連れ去るしかなかった」と話している。

厚生労働省虐待防止対策室によると、施設入所の強制措置を受けた子どもが親から海外に連れ去られたケースについて「聞いたことがなく、どう対応すべきか分からない」としている。

母親によると、現在、オランダのIT関連企業に勤務している。昨年10月24日、女児を施設近くで連れ去り、同26日に以前に働いたことがあったオランダに入国。その後、女児は日本側から連絡を受けた警察に一時保護された。母親については、同30日から現地の裁判所で虐待の有無などを調べる審判が行われた。

審判の決定書によると、計4回にわたる審理で、「現在、虐待の兆候や心配はない」と判断。社会福祉士や医師らの母子に対する支援態勢が整っていることなどから、12月29日、「子どもの安全を保証することができる」などとして、母親と一緒に暮らすことを認める決定が出された。

日本で苦しんでいる人たちを救って!

苛政は虎よりも猛し

孔子(こうし)が墓の前で泣いている母親を見かけて、その理由を尋ねると、その母親は父、夫、息子を虎(とら)に食い殺されたという。

そこで、孔子がなぜ、こんなあぶない土地から逃げないのかと尋ねると、「ここでは、悪い政治(重税や厳しい刑罰)がないからです。」

と答えたことから、この語ができた。

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合法的恒久的な親子断絶法- 普通養子縁組 VS 特別養子縁組

普通養子 : 養親と養子の親権者と契約

親子関係 : 実親、養親ともに存在

戸籍の記載 養子・養女

養親の離縁 :認められる

養子の年齢: 制限なし

相続権: 実親・養親の両方の相続権がある。

特別養子縁組:家庭裁判所に申立て審判を受けなければならない

親子関係 : 実親との関係消滅

戸籍の記載 : 長男・長女

養親の離縁 : 原則できない

養子の年齢 :  6歳未満

相続権: 実親の相続権は消滅 。

赤ちゃんビジネスが横行してるかもしれない。正直、性的虐待を目的とした人身売買みたいな事があるんじゃないかと疑ってしまう。そろそろ日本も不法な臓器移植のブローカーとか出てきそう。

「子ども虐待防止」の名でなされる児童相談所の人権蹂躙:虐待被害を防げないだけでなく、健全な家庭が簡単に崩壊させられます。

「なぜ一時保護が増え続けるか。実は『保護単価』といって、保護1人につき30〜40万円、国から補助金が出る。予算請求した分を使い切らないと翌年から予算削減されてしまう。だから恣意的な一時保護や保護の延長が行われたりする。

国際妊娠SOSネットワーク

https://ninshinsos.wordpress.com

国際児童虐待禁止ネットワーク

https://kyuen365.org

里親、特別養子縁組:「赤ちゃんの未来を救う会」に業務停止命令

血縁関係のない大人と子どもの養子縁組をあっせんする事業者が、優先的にあっせんするとして、希望する夫婦に事前に金を払わせたうえ、親の意向を確認せずに赤ちゃんを引き取らせたなどとして、千葉県は、この事業者に対して事業の停止命令を出しました。

事業の停止命令を受けたのは、千葉県四街道市にある「赤ちゃんの未来を救う会」です。

千葉県によりますと、この会は血縁関係のない子どもと大人が、裁判所の許可を得て、戸籍上の親子関係を結ぶ特別養子縁組のあっせんを行っていましたが、ことし6月、この縁組を進めていた神奈川県に住む23歳の女性から、「同意がないまま、赤ちゃんが産院から連れ去られた」と千葉県に連絡があったということです。

女性は出産前のことし4月ごろ、特別養子縁組の同意書にサインしていて、県が確認したところ、母親がいないうちに養子縁組を希望していた夫婦が産院を訪れ、母子手帳や出生届とともに赤ちゃんを引き取ったということです。

引き取る際には親の同意を得る必要がありますが、会では女性から同意を得ていなかったということです。
また、事業者は夫婦に対して、「優先的に赤ちゃんをあっせんする」と持ちかけ、100万円を支払わせていたということです。こうしたことから、千葉県は、適正な養子縁組のあっせんをしていない疑いがあるとしてこの事業者に対して事業の停止命令を出しました。

「赤ちゃんの未来を救う会」の理事を務める男性は、「事前に意思は確認し、母親の家族にも2時間ほどかけて説明を行った。トラブルを避けるため弁護士を入れて対処したにもかかわらず、こちらの説明が受け入れられず、納得していないが事業は取りやめる方針だ」と話しています。NHK9月27日

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里親、特別養子縁組による児童虐待

        大阪の里親──里子の5歳少女に数ケ月に渡って「継続的に」下半身を虐待し、直腸を引き裂いて半年以上の入院、人工肛門の重症を負わせた里親──は、「虐待防止委員」で、地元の「ファミリーサポーター」に登録しており、「熱心な里親」と評価されてました。

北海道の里親──里子の頭にピンを突き刺した──は

里親経験30年以上のベテランで、夫は里親会の会長でした。

同じく北海道で、里子の少女を乱暴し妊娠させた里親も「実績がある人」で「資質や人格に問題があるとは思わなかった」と評価されてました。この事件は、胎児のDNAが容疑者のモノと一致し、里親の「クロ」は確定。

国は、里親を認定する権限を知事に与え、知事は児童を里親に委託する権限を児童相談所長に与えることで、里親業務は主として児童相談所によって担われています。
   
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「子ども虐待防止」の名でなされる児童相談所の人権蹂躙:虐待被害を防げないだけでなく、健全な家庭が簡単に崩壊させられます。

母か父のどちらかが親権を持つ「単独親権」となる国は先進国でも見当たりません。日本の「単独親権」は 、最も陰惨な、究極の児童虐待である。

最近離婚(再婚)した女が連れ子を虐待するケースが多発しています。これは単独親権制度や偽DV防止法(親子断絶法)のせいです!これは離婚を教唆する女性相談所や子どもを拉致する児童相談所などのせいです!これは裁判所のせいです!離婚を教唆する女性相談所や子どもを拉致する児童相談所は犯罪集団です!そのような犯罪にお墨付きを与える裁判官も犯罪者です!

我々の本当の敵は、外国ではなく、我々の生活と子供たちの未来を破綻させ、子どもを拉致する児童相談所(児童養護施設)、離婚の教唆をする女性相談所(母子支援施設)、お金の為に子供を引き受ける里親なんです。

国際児童虐待禁止ネットワーク

https://kyuen365.org

1歳長女に十分食事させなかった疑い 母と内縁の夫逮捕

奈良県田原本(たわらもと)町で1歳3カ月の長女が母親に殴られ意識不明の重体になった事件で、長女に十分な食事を与えなかったなどとして、県警は12日、母親の無職米沢聖代(まさよ、22)=田原本町新町=と、内縁の夫で土木作業員山田真規(まさき、28)=同県平群町若井=の両容疑者を保護責任者遺棄の疑いで逮捕し、発表した。米沢容疑者は大筋で容疑を認め、山田容疑者は「妻とは共謀していない」と容疑を否認しているという。

田原本署によると、両容疑者は3~7月、当時同居していた米沢容疑者宅で、長女に十分な食事を与えず、衰弱を知りながら必要な医療行為を受けさせなかった疑いがある。当時、長女の体重は5.5キロで標準体重の半分しかなかったという。

米沢容疑者は7月22日、長女の頭を殴って骨折させたとして傷害容疑で逮捕された。長女は今も意識不明の重体という。

2012年8月12日朝日新聞社会

「容赦なく苛烈な暴行」 里子虐待死、声優に懲役9年判決

里子として育てていた女児=当時(3)=を自宅で暴行、死亡させたとして、傷害致死罪に問われた声優、鈴池静被告(44)の裁判員裁判の判決公判が13日、東京地裁で開かれた。村山浩昭裁判長は「家族の反対を押し切って里子として預かりながら、容赦なく苛烈に暴行した」として、懲役9年(求刑懲役10年)を言い渡した。

弁護側は女児が(1)階段で転落死した(2)侵入者の暴行を受けた-などの可能性を挙げ無罪を主張したが、村山裁判長は「傷の状況から暴行を受けて死亡したのは明らかで、犯行の機会があったのは被告だけしかいない」と指摘。「事故死のように偽装工作を行い、事件と向き合う姿勢は見られない」と非難した。

判決によると、鈴池被告は平成22年8月23日午後、東京都杉並区の自宅で里子の渡辺みゆきちゃんの頭や顔を殴り、翌日に死亡させた。

2010年に里子として育てていた保育園児渡辺みゆきちゃん=当時(3)=を自宅で暴行して死なせたとして、傷害致死罪に問われた声優鈴池静被告(44)の裁判員裁判第9回公判が10日、東京地裁(村山浩昭裁判長)で開かれる。検察側が論告求刑し、弁護側が最終弁論を行い結審する。

鈴池被告は「暴力など振るっていない」と無罪を主張。被告人質問では「私が預かると言わなければこんなことにならなかったと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱい」と述べる一方、みゆきちゃんの死因に関しては「分からない」と答えた。

起訴状によると、鈴池被告は10年8月23日、東京都杉並区の自宅でみゆきちゃんの頭や顔を殴った上、耳や髪の毛を引っ張り、脳が腫れる急性脳腫脹で翌日に死亡させた、としている。

里子の尻かみ虐待、元小学教諭に有罪判決

里子の尻かみ虐待、元小学教諭に有罪判決 宮崎     宮崎地裁は24日、里子として養育していた男児(6)の尻にかみつくなどしたとして、  傷害罪に問われた元小学校教諭の安波圭被告(38)=懲戒免職=に、  懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役10月)の判決を言い渡した。

判決理由で神谷厚毅裁判官は「守ってくれるはずの里親から暴行を受けた児童の身体的苦痛や 恐怖感は 相当のもので、将来に影響を与える恐れもあり、犯行結果は重大だ」と述べた。

判決によると、安波被告は4月1日ごろ、宮崎市の自宅で、寝ていた男児の尻に2回かみつき 約1カ月のけがを負わせ、同26日ごろにも旅行から帰る途中の乗用車内で太ももをつねった。

2009.11.24 産経新聞

 

養育中の男の子に暴行を加えたとして、逮捕・起訴されていた元小学校教諭の裁判です。

宮崎地裁は、被告に、執行猶予3年・懲役10カ月の有罪判決を言い渡しました。  判決を受けたのは、宮崎市青島西の元小学校教諭・安波圭被告38歳です。  安波被告は、今年4月、里親として養育中の6歳の男の子に対し、おしりに噛み付くなどして、 けがを負わせた傷害の罪に問われています。 きょうの裁判で、宮崎地裁の神谷厚毅裁判官は、「犯行は悪質」と指摘する一方、「被告は反省していて、  懲戒免職処分となるなど、一定の社会的制裁を受けている。」として、懲役10カ月、執行猶予3年の 有罪判決を言い渡しました。

 

* 安波圭 (宮崎大学大学院教育学研究科教職実践開発専攻1年・小学校教諭)

里子7歳児をピンで刺す 傷害容疑で68歳女を逮捕

里子7歳児をピンで刺す 傷害容疑で68歳女を逮捕

北海道警帯広署は26日、傷害の疑いで北海道芽室町東一条、無職、根本靖子容疑者(68)を逮捕した。  調べでは、根本容疑者は昨年10月中旬ごろ、自宅で里子として養育していた女児(7)の後頭部を

安全ピンのようなもので刺し、約2週間のけがを負わせた疑い。

帯広児童相談所などによると、根本容疑者は里親登録30年以上のベテランで、平成18年3月から 女児を養育していた。  昨年10月に女児が通う小学校から相談所に「顔にあざがある」などと連絡があり、児童虐待の 疑いが判明した。

女児は現在、別の施設に保護されている。(2009年2月26日産経新聞)

傷害容疑:ピンで7歳刺す 里親を逮捕

里子として育てていた小学1年の女児(7)を虐待したとして、帯広署は26日、十勝管内芽室町、  無職、根本靖子容疑者(68)を傷害容疑で逮捕した。  「言うことを聞かないのでやった」と容疑を認めているという。

容疑は根本容疑者は08年10月中旬ごろ、自宅で女児の首の後ろを安全ピンの様なもので 数回刺し約2週間のけがを負わせた疑い。

同署によると、女児は06年3月から里子として育てられていた。  虐待は小学校に入学したころから始まり、学校側が08年5月ごろ児童相談所に相談。  同管内清水町に住む女児の祖母が同年12月、新得署に通報して発覚した。20090227毎日新聞

まさか“ベテラン”が…里子の7歳児をピンで刺す

まさか“ベテラン”が…里子の7歳児をピンで刺す

北海道警帯広署は26日、傷害の疑いで北海道芽室町の無職女(68)を逮捕した。

調べでは、昨年10月中旬ごろ、自宅で里子として養育していた女児(7)の首の後ろを安全ピンのようなもので刺し、約2週間のけがを負わせた疑い。同署は女が虐待を繰り返していた可能性もあるとみて調べている。

帯広児童相談所などによると、女は里親登録30年以上のベテランで2006年3月から女児を養育していた。

昨年10月に女児が通う小学校から相談所に「顔にあざがある」などと連絡があり、児童虐待の疑いが浮上。相談所は女児を施設に保護したが、「虐待は確認できなかった」として警察には通報せず、女児の祖母が昨年12月、同署に相談した。20090227スポニチ

里子虐待事件 帯広児相が不備認める 「女性に遠慮、対応遅れ」

里子虐待事件 帯広児相が不備認める 「女性に遠慮、対応遅れ」     【帯広】小学1年生の里子の女児を虐待したとして、十勝管内芽室町の60代の女性が2月に 逮捕された事件で、帯広児童相談所は、虐待を疑う通報を受けながら、里親への遠慮などから、  女児の保護まで5カ月かかったとして、対応の不備を認める報告書をまとめ、道社会福祉審議会に報告した。

女性の夫は当時、管内の里親会会長だった。 報告書によると、相談所は2008年5月20日、芽室町から虐待の疑いがあると通報を受けた。 しかし、児童福祉司の聞き取りで女性が虐待を否定したため、それ以上調査せず「事実は特定できなかった」と判断した。

同年10月16日には、小学校からも同様の報告を受けたが、「(夫婦が)長く里親を務め信頼があった」として、 直接調査しなかった。女児の保護は、学校から再度報告を受けた後の10月29日だった。  夫婦は約40年、相談所の委託で里親を務め、女児を含め8人の里子を養育。  報告書は対応が遅れた理由に「里親への遠慮や関係悪化の懸念があった」などを挙げた。

女性は自宅で女児の首の後ろを針で刺した傷害の疑いで今年2月に逮捕され、  3月に罰金刑が確定。 夫は女性の逮捕後、十勝管内の里親会会長を辞任した。

相談所の千葉裕所長は、女性が当時、養育に悩んでいたとして「最初の通報時に適切な 指導や助言をしていれば、事件は防げた可能性がある」としている。 報告書は、外部有識者と相談所の幹部ら8人による委員会が学校や夫婦に聞き取り、まとめた。

(11/13 北海道新聞)   *根本靖子 (地元で民生委員兼児童委員、人権擁護委員、町赤十字奉仕団委員長など)