知的障害児にわいせつ容疑、施設職員を逮捕/横浜

知的障害のある女児にわいせつな行為をしたとして、南署は22日、強制わいせつの疑いで、横浜市泉区中田南4丁目、NPO法人職員の男(41)を逮捕した。

 

逮捕容疑は、21日午後5時ごろから同6時10分ごろまでの間、市内を走行するワゴン車内で、障害児通所施設から自宅へ送迎中だった小学高学年の女児の下半身を触ったり、カメラ付き携帯電話で撮影したりした、としている。

 

同署によると、車内には当時、運転手の職員と、児童3人も同乗。被害女児は男の隣に座っていた。同署の調べに対し、男は「小さな女の子が好きだった」と供述、容疑を認めている。

 

同署によると、女児は、同施設が提供する障害児向けの「放課後等デイサービス」を利用。男は昨年10月末から勤務し、送迎に付き添ったり、宿題やパソコンを教えたりしていた。男の携帯電話には別の女児とみられる下半身の画像が複数枚残されており、同署は余罪を調べる。

 

NPO法人代表の男性(66)は「あってはならない行為で、女児とご家族に本当に申し訳ない。ほかに同様の被害がなかったか、警察の捜査に全面的に協力していく。市と協議した上で、保護者説明会を開きたい」と話した。

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